瀋陽の開発区
  瀋陽市経済技術開発区  
  1988年に設立。1993年に国家レベルの経済技術開発
区に指定された。総計画面積は、444平方キロメートル。当
開発区は瀋陽の南西部に位置し、有名な工業重要地――鉄
西区と隣接している。国際的な現代製造産業の集積地中国
先進装備の製造センター。旧東北工業エリアの振興基地瀋
陽の一流投資環境のモデルとして、多くの企業が注目してい
る。現在も開発途中であり、政府は積極的に外資系企業の
誘致を行っている。工事されている場所がまだ多くあり、これ
からさらなる発展がみこまれる。
○名門企業の集積地
  韓国、日本、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、スウェーデン、ベルギー、デンマーク、イタリア、カナダ、ロシア、オーストラリア、シンガポール、タイ、マレーシア、香港、台湾など42ヵ国の外資系企業が本開発区に注目し、さまざまな業種の企業2,300社が経済技術開発区に進出をはたした。この内多国籍企業は90社で、その中で23社は世界トップ500に入る企業である
  瀋陽市渾南新区(瀋陽国家ハイテク産業開発区) 
  
  1988年に開発され、1991年に国務院により国家高新技術産業開発区に指定された。新区の計画面積は、90平方キロメートル。ハイテク産業への投資を奨励。写真のビルは、ハイテク産業の企業のオフィスがある。そのとなりのビルでは、進出の際に必要な手続きが全て済ませられるようになっているため、手続きが容易にできるという大きな特徴がある。
  瀋陽輸出加工区  
  2003年、国務院の許可により成立され、全国39の輸出加工区のひとつとして重要な役割を果たしている。加工区は、渾南新区の中に位置する。加工区は税関の監督管理による通関が最も速くできる特殊区域で、領内税関外という機能を持っている。
開発区内と開発区外にある企業では、享受できる優遇政策や税関のルールなどが、大きく異なる。輸出加工区の大きな特徴として、税関手続きが1度しかなく、24時間の通関体制が整っていることがあげられる。
  瀋陽金融商務貿易開発区  
  瀋陽金融商務貿易開発区は、中国2箇所目の省レベルの金融・商業貿易開発区で、瀋陽の現代サービス業の中心地である。国内外の銀行などの金融業や商社が多く集まる。
瀋陽北駅の近くに位置し、地理的にも恵まれた場所である。交通インフラも整備されている。高速道路も11本程、金融商務貿易開発区の近くにあり、瀋陽とその他の地域を繋いでいる。
  瀋陽輝山農業ハイテク開発区  
  2002年につくられた省レベルの経済開発区。全国農産品モデル基地であり、乳製品加工・油加工・家畜加工・果物・野菜加工・生物製品加工などを展開する。
  瀋陽瀋北新区 
  2006年3月、市政府は重大な戦略として、新城子区と輝山農業ハイテク区を統合して、瀋北新区をつくった。その年10月、新区は国務院の許可を得て、市レベルの経済管理権力と国家により許可された開発区の管理権限を享受する。新区は面積852平方キロメートル、人口28万である。
吉林省・黒龍江省・内モンゴル省と繋がる黄金通路と東北都市回廊の新区は、瀋陽桃仙国際空港まで90分である。
瀋陽の日系企業
  近年中央政府は東北振興を重要な国策の一つと掲げ、中国東北部の中心地である瀋陽に資本を注入している。 都市全体を発展させるために税制などが優遇される開発区を設置し諸外国企業の誘致に積極的である。ここでは東北三省、特に瀋陽に進出している日系企業について取り上げる。
  普利司通(瀋陽)有限公司  
  ブリヂストンは1996年に瀋陽市経済技術開発区に日中合弁会社として進出し、トラック・バス専用のラジアルタイヤを生産、販売しています。現在では日本独資企業として積極的にCSRを進め瀋陽及び遼寧省の優秀外資投資企業として現在も様々な活動を通して社会に貢献しています。
  東芝電梯(瀋陽)有限公司 
  東芝電梯は1995年に上海と瀋陽に日中合弁会社として進出し2003年11月に東芝グループが100%出資し日本独資の企業とし、2005年に瀋陽高新技術産業開発区(ハイテク区)に新工場を建設した。このことにより生産数が向上、中国における受注活動を積極的に展開し、一層のシェアアップを図っている。
  北海道銀行(事務所)  
  北海道銀行は2006年に瀋陽に事務所を作り、瀋陽に進出しようと考えている企業の中国ビジネスコンサルタントを主な業務としている。また個別企業の問い合わせの対応や瀋陽を視察する企業の商談インフラ(空港・ホテル・通訳・観光の手配)の提供も行っている。さらに経済発展だけでなく文化交流を進めるなど経済・文化の双方での日中交流を積極的に行っている。
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